青函トンネル

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青函トンネル建設中に起きた大規模な異常出水

青函トンネル

青函トンネルは、海底トンネルであるため、掘り進む岩盤には浸水しているところが多くあります。

 

そのため、青函トンネルを掘削するにあたっては、まず水を止める作業をする必要がありました。
岩盤の割れ目に、水ガラスとセメントミルクなどでできた薬液を注入し、固めていく方法がとられました。
一か所の止水作業には2週間から1か月の作業日数がかかったそうです。

 

万全の対策のなか掘り進められていた青函トンネルですが、昭和49年の12月に大規模な異常出水に見舞われます。
その出水量は1分間10tというすさまじい量でした。

 

その異常出水により、作業抗は130m水没し、そのうちの90mは作業の機械ごと水の下になってしまいました。

 

しかし、青函トンネル建設にあたっては1分間に40tの水を排出することのできるポンプを備えてあったので、地上の排水層に出水した水を排水することができました。

 

大規模な異常出水の後、作業抗は迂回抗を掘削し、青函トンネルの本坑は向かい堀をすることで対処しました。


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